理想と現実

今日は関西へ出張で、人前で喋るお仕事に。

私は持論を展開するのはあまり得意でなく、まわりのみんなと話しながら、講義をしていると言うより、自然な形でみんなと輪になって話すのが好き。

しかし、今回の相手はまだ入社したての経験が全くない人ばかり。最近、こんな人たちの前で話す機会を何度か与えて貰っているが、経験がない人に対して、どのような話をし伝えていけばよいのかを悩んでしまう。彼らは夢に満ち、言い換えるなら理想を追求しているなか、いや現実はこうだよーと少し水を差すことも必要なのかと考え、今回は理想に対して現実を展開してみた。

そうしたら、こんな質問が。

理想と現実が違ったら、どうしたらいいですか?

簡単なようで非常に難しい質問。仕方ないよね・・・では済まされない。少し悩んで、なぜそうなるのかを深く考えて、わからなかったら信頼できる人に相談することだよ。だから身近に信頼できる人を見つけておくことは大切だと。

いま考えても、形張った回答をしたと思う。

こんな回答をした自分を恥ずかしく思ってしまい、今回は失敗したなと感じる。彼らも私の方が理想を言ってるじゃないの?と懐疑的な気持ちになったかも知れない。理想やルールが自分の気持ちに反したとき、人の心は複雑になる。まさに今の私がそうなのかもと感じる。

でも、こんな質問をしてくれた彼らに感謝したい。もしこの質問がなかったら、私は作業ベースで出張を終えて一定の満足感に浸っていたと思う。何よりも講義は話す側も聞く側も成長できる、重要な機会なんだと、忘れかけていたことを思い出すことができたから。