弱い自分と戦う

久しぶりのブログ更新となる。

最近は実にいろんなことを考えており、ブログには記録として残したいという気持ちがあるが、どう表現すればよいのかわからず、ついつい更新が滞ってしまった。

「人間は弱いもの」、過去にこんなことを書いた記憶があるが、どうして人間は弱いのかを考えていた。私は「失敗学」という畑村先生が書かれた本が好きで、最近は読み返していないことから、今は会社で始業前に読むことを日課としている。ブロッケン現象という言葉をご存知だろうか。

 

ブロッケン現象とは、太陽などの光が自分の背後から差し込み、影の側にある雲粒や霧粒によって光が散乱され、見る人の影の周りに、虹と似た光の輪となって現れる現象を言う。これを見て人は驚く、自分の姿をただ見ているだけなのに、それを見て人は驚いてしまう、人が弱いというのはそういうことなのだと説いている。

 

平たく言えば、人は皆もう一人、弱い自分と隣り合わせでいるということだと思う。ときどき弱気になったり、小さなことを考え出すと弱い自分のご登場という訳である。こんな弱い自分が出現した際は、きちんと勝つことができるだろうか。私は常に弱い自分がもう一人一緒にいるのだと考えるようになって、「負けるものか」と独り言のように思うことができている。だからこそ、自分の尺度に自信を持って毎日過ごすことができているのかも知れない。

 

しかし、弱い自分に勝てないときもある。それは相手に自分の思いが伝えられなくなったり、相手の思いを感じられなくなったとき。

 

こんなときすごく不安になる。実のところどうなんだろう、私のことをどう思っているのだろうなど、そんなときに現れる弱い自分に勝つことができない。恋愛の話をしていると思われるかも知れないが、そう思える相手は男女問わず、自分が好きだとか信用している人のことを指している。だからそういう人とは常に思いが通じていないと気持ちが落ち着かないのだろう。

自分の尺度を信じるのも良いが、それぞれ個性を持った人間とも関わり交わらなければならない。人間はそれぞれ個性を持っているので、やはり話すことに尽きると思う。弱い自分と個性を持った人間、すなわち他人とも上手に付き合わなければならない。

 

でも、話すこともできなくなった人が、身近にできてしまったとすれば・・・。

 

おそらく、切ない気持ちになるだろう。

そんなときも、弱い自分と十分に戦いたい。